『正信念仏偈』について(初めに)

正信念仏偈』(『正信偈』)とは、『顕浄土真実教行証文類』の『行巻』巻末にある偈文である。 真宗では「朝晩のお勤め」としてあげられるため、馴染みのある方もおられるかと思う。

 

同様の形式をとられているものとして『念仏正信偈』(『文類偈』)という偈文もあるが、この書物との対応についてはひとまず『正信偈』が記し終わってからとする。

 

また、「七高僧が伝えられたこと」を顕す文章については『浄土高僧和讃』(『高僧和讃』)もあるが、こちらも『正信偈』が記し終わってからとする。