正信偈

「如来所以興出世 ... 即横超截五悪趣」

如来所以興出世 唯説弥陀本願海 五濁悪時群生海 応信如来如実言 能発一念喜愛心 不断煩悩得涅槃 凡聖逆謗斉回入 如衆水入海一味 摂取心光常照護 已能雖破無明闇 貪愛瞋憎之雲霧 常覆真実信心天 譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇 獲信見敬大慶喜 即横超截五悪趣…

「本願名号正定業 ... 必至滅度願成就」

本願名号正定業 至心信楽願為因 成等覚証大涅槃 必至滅度願成就 ・本願名号正定業 本願を形にされた名号を称える事は、正定の業であり(17願の通りにすることは正定聚の位に居すことであり、) ←ここで「17願」(大行)について記されている。または『行文類…

「普放無量無辺光 … 一切群生蒙光照」

普放無量光 無辺光 無礙光 無対光 光炎王 清浄光 歓喜光 智慧光 不断光 難思光 無称光 超日月光 塵刹(じんせつ:「チリの数ほどある世界」 転じて 「数えきれない世界」)を照らし 一切群生を光明のうちに照し蒙る 上の光明(こうみょう:お力、お働き、お…

「法蔵菩薩因位時 … 重誓名声聞十方」

法蔵菩薩因位の時 世自在王仏の所に在りて 諸仏浄土因を覩見せられ (各々の)国土における人天の善悪を見られた。 そして、無上殊勝願を建立せられ 希有大弘誓を(普く)超発せられた。 五劫の間、考えをめぐらし(思惟)て落ち着かれ(摂受) 阿弥陀仏の御…

「帰命無量寿如来 南無不可思議光」

「無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無せよ」 この一行 二句が「真宗」を顕しているのだが、一瞥したものからすると 「なぜ、これが真宗を顕しているのか」と思うのも無理はない。 これについて一つ記していきたいと思う。 まず、ここにある「無量寿如来」…

『正信念仏偈』について(初めに)

『正信念仏偈』(『正信偈』)とは、『顕浄土真実教行証文類』の『行巻』巻末にある偈文である。 真宗では「朝晩のお勤め」としてあげられるため、馴染みのある方もおられるかと思う。 同様の形式をとられているものとして『念仏正信偈』(『文類偈』)とい…